ドッグランオーナーのひとりごと

無人ドッグランを続ける中で、正直に悩んできたこと

無人ドッグランを続ける中で、正直に悩んできたこと

2026年01月07日 20:39

無人・全天候型ドッグランという選択

― この施設が今の形にたどり着くまで ―

この記事は、
無人ドッグランを実際に運営してきた中での体験談や失敗談を整理するために書いています。

うまくいった話よりも、
判断に迷ったことや、
「これは違ったかもしれない」と立ち止まった場面の方が多くありました。

同じ立場や価値観でドッグランを運営されている方であれば、
こうした体験談を、そのまま無料でお話しすることもできます。

コンサルや支援、
何かを始めるための募集ではありません。
あくまで、
実際の運営の中で考えてきたことを、
記録として残すことがこの記事の目的です。


無人・全天候型にこだわった理由

このドッグランは、
最初から「月額会員制」を前提に始めたものではありません。

まず考えたのは、
どうすれば、愛犬との時間をもっと自由にできるか
ということでした。


雨でも使える場所にしたかった

ドッグランを作るなら、
雨の日でも使える場所にしたい。
これは、最初から決めていたことです。

雨の日に使えないドッグランは、
どうしても利用が天候に左右されます。
「行こうと思っていたのに、雨だからやめた」
そんな日を減らしたかった。

そのためには、
小さな屋根ではなく、
しっかりと雨を防げる大きな屋根が必要でした。

当然、建築費は高くなります。
それでも、
「雨の日でも安心して使える」
この一点は譲れませんでした。


利用する側の都合に合わせたかった

もうひとつこだわったのが、営業時間です。

仕事が終わってから。
家事が一段落してから。
夜でも、少し遅い時間でも。

利用する側の都合に合わせて来場できる場所
それを実現するために、
営業時間はできるだけ長く取りました。

ただ、ここで問題になるのが人件費です。

有人運営で、
雨の日も、夜も、長時間営業を続けると、
人件費の負担は一気に重くなります。

この二つを両立させるために選んだのが、
無人運営という形でした。


全天候型・無人ドッグランという原点

・雨でも使える
・時間を気にせず来場できる
・人件費に縛られない

この条件をすべて満たす形として、
「全天候型の無人ドッグラン」という原点に行き着きました。

最初にあったのは、
あくまでこの思想です。


月額会員制ドッグランに至った理由

― 運営を続ける中で見えてきた現実 ―

運営を続け、情報発信を重ねていく中で、
少しずつ状況が変わってきました。

特に顕著だったのが、
週末の雨の日に来場が集中するようになったことです。


集中する利用と、歪み

雨の日でも使える。
それ自体は、この施設の強みです。

ただ、
需要の高い「週末 × 雨の日」に利用が集中しすぎることで、
いくつかの歪みが生まれました。

一時的に考えたのは、
都度利用の料金を上げるという案です。

ですが、それは
「高すぎるドッグラン」という印象につながり、
結果としてお客様が離れてしまう可能性もありました。


月額会員様と都度利用のズレ

もうひとつ起きていたのが、
利用時間帯のズレです。

混雑を避けて、
月額会員様が
「都度利用のお客様が来ない時間帯」を
選んで利用するようになる。

これは一見、自然な行動ですが、
本来想定していた使われ方とは少し違っていました。


無人運営だからこそ起きるトラブル

さらに、
雨の日は初めての来場や、
久しぶりに来場される方が増える傾向があります。

スタッフが常駐していれば、
その場で使い方を説明できます。
ですが、無人の日はそうはいきません。

・使い方が分からないままの利用
・支払い情報が更新されていない
・久しぶりでルールを忘れてしまっている

こうしたことが重なり、
トラブルにつながるケースも増えていきました。


行き着いた答え

料金を極端に上げるのではなく、
利用を制限しすぎるのでもなく、
トラブルをできるだけ減らしながら、環境を守る方法

そう考え続けた結果、
行き着いたのが
月額会員制ドッグランという形です。

これは、
急に思いついたものではありません。

無人・全天候型という原点を守りながら、
現実の運営に合わせて調整していった先に、
自然とたどり着いた形でした。


正解ではなく、今の選択として

この判断が、
すべてのドッグランに当てはまるとは思っていません。

立地も、設備も、利用者層も違えば、
最適な形は当然変わります。

あくまでこれは、
今のこの施設、この環境だからこそ選んだ、
一つの選択です。


最後に

この記事で書いてきたのは、
この施設が
なぜ今の運営スタイルにたどり着いたのか
その経緯をまとめたものです。

正解を示す話ではありませんし、
成功談でもありません。

無人で運営してきた中で、
実際に悩み、迷い、
「これは違ったかもしれない」と
立ち止まりながら考えてきた体験談です。

この記事で書いたような内容について、
直接話を聞いてみたい方がいれば、
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